Libro y diálogo 本と対話。

大好きな本と日々雑感。メキシコでの生活も含めて。

『せかいのひとびと』

 

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- 人間は身分とか地位とかかい級なんていう おかしなしくみをつくってきた…でもみんな同じ地球でくらしているんだし 同じ空気をすって 同じ太陽にさらされているんだ。そしてさいごにもだれもが死ぬ。

『せかいのひとびと』ピーター・スピアー著

 

 

... 身分や階級がおかしな仕組みとはさすがに思わないけど、自然の摂理は宗教や性別を越えて共通だから、違いを越えて分かち合えるものがあるとしたらやはり生命について。

 

宇宙から見下ろせば人間ひとりなんて地上の塵にしかすぎないけれど、ゾラ・ニール・ハーストンの言葉を借りれば、何かしら世の中で役に立つことをしなければ本当に邪魔な塵にしかすぎなくなってしまう。

ただ、行動や結果を出すことだけが存在価値を表すのではなくて、その人どんな状態であっても居てくれることで、さらに言えば離れていても生きていてくれることで幸せに思うことがある。

誰かにとって大切な人が存在する、もうそれだけで役に立っているの。

 

身分も階級も関係なく誰もが誰かを想っていることが、自然界の法則を越えた私たちの共通項だと思う。

 

 

せかいのひとびと (児童図書館・絵本の部屋)

せかいのひとびと (児童図書館・絵本の部屋)