Libro y diálogo 本と対話。

大好きな本と日々雑感。メキシコでの生活も含めて。

それぞれの生活圏内

 


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雨季と言いつつも夕方にゴロゴロと空が鳴りだしざっと降る程度なので、まだまだ日差しの強い毎日。平日はほぼ家にいますが(前職の名残で帰国した時のために日々菓子のレシピを煮詰めている)週末は食品の買い物とか夫の「どこか行こうか」で重い腰を上げてようやく世間をざっと観察。しかし普段外出しないぶん助手席に乗っているだけでも灼熱に殺られてしまう。これは毎日出歩いてたら肌なんか小麦色になってしまうな.. と実感です。

 

街を見渡すとメキシコはアメリカ傾倒で小綺麗なモールもあるけど、拳銃による恐喝殺人もごく近所のタコス屋さんで起こっていたり(そんなに遅い時間じゃなくって)、いつも行くスーパーでも過去に車上荒らしも発生していたり、安全とはほど遠いなと思う。お昼間は明るいし一般人が普通に暮らしているように思えるから自由に動けそうではあるけど、一日の給与がスタバのコーヒー一杯分ほどという人もいる(ちなみに最低賃金は80.04ペソ/ 3.94ドル)ようなことに思いをはせると地元ローカルの人たちが暮らすエリアには立ち入らないことが礼儀ってものだ。

日本人が危険や嫌な目に合う確率が高いから、ではなくて現地の市民に貧富の差を余計感じさせて、嫌な思いをするのは彼や彼女たちなのだから。

 

日本はとりわけ入ってはいけない地域という意識は今は殆どないと思うけど、過去戦後間もないころは、闇市の名残や食肉屠殺場などは近寄ってはならないという時代があったし、パリでも20に分類された区があるが、大体自分の住まいの区内で買い物食事など生活圏内で済ますというのがフランス人の暮らし方で、7区のデプレに住む人が20区のベルヴィルの市場で買い物するなんてことはまずない。自分のクラスというか身分にあった場所に住みその圏内で生活する。その辺は海外で暮らすことのマナーのような気がする。

 

メキシコ人は愛想のよい方が日本より多いけど(目が合ったら男女問わずニコッ挨拶する)、でも中には悪い人もいる。温かい気持ちを共有することと自己防衛のために言葉はちょっとでも知ってると良い。(←これは何処の国でも一緒)完璧じゃなくて単語でも。例えば外国人がカタコトの日本語を話してくれたらとってもチャーミングに見えるように。