Libro y diálogo 本と対話。

大好きな本と日々雑感。メキシコでの生活も含めて。

『せかいのひとびと』

 

f:id:libroo:20170620063143j:plain

 

 

- 人間は身分とか地位とかかい級なんていう おかしなしくみをつくってきた…でもみんな同じ地球でくらしているんだし 同じ空気をすって 同じ太陽にさらされているんだ。そしてさいごにもだれもが死ぬ。

『せかいのひとびと』ピーター・スピアー著

 

 

... 身分や階級がおかしな仕組みとはさすがに思わないけど、自然の摂理は宗教や性別を越えて共通だから、違いを越えて分かち合えるものがあるとしたらやはり生命について。

 

宇宙から見下ろせば人間ひとりなんて地上の塵にしかすぎないけれど、ゾラ・ニール・ハーストンの言葉を借りれば、何かしら世の中で役に立つことをしなければ本当に邪魔な塵にしかすぎなくなってしまう。

ただ、行動や結果を出すことだけが存在価値を表すのではなくて、その人どんな状態であっても居てくれることで、さらに言えば離れていても生きていてくれることで幸せに思うことがある。

誰かにとって大切な人が存在する、もうそれだけで役に立っているの。

 

身分も階級も関係なく誰もが誰かを想っていることが、自然界の法則を越えた私たちの共通項だと思う。

 

 

せかいのひとびと (児童図書館・絵本の部屋)

せかいのひとびと (児童図書館・絵本の部屋)

 

 

それぞれの生活圏内

 


f:id:libroo:20170620013619j:image

 

 

雨季と言いつつも夕方にゴロゴロと空が鳴りだしざっと降る程度なので、まだまだ日差しの強い毎日。平日はほぼ家にいますが(前職の名残で帰国した時のために日々菓子のレシピを煮詰めている)週末は食品の買い物とか夫の「どこか行こうか」で重い腰を上げてようやく世間をざっと観察。しかし普段外出しないぶん助手席に乗っているだけでも灼熱に殺られてしまう。これは毎日出歩いてたら肌なんか小麦色になってしまうな.. と実感です。

 

街を見渡すとメキシコはアメリカ傾倒で小綺麗なモールもあるけど、拳銃による恐喝殺人もごく近所のタコス屋さんで起こっていたり(そんなに遅い時間じゃなくって)、いつも行くスーパーでも過去に車上荒らしも発生していたり、安全とはほど遠いなと思う。お昼間は明るいし一般人が普通に暮らしているように思えるから自由に動けそうではあるけど、一日の給与がスタバのコーヒー一杯分ほどという人もいる(ちなみに最低賃金は80.04ペソ/ 3.94ドル)ようなことに思いをはせると地元ローカルの人たちが暮らすエリアには立ち入らないことが礼儀ってものだ。

日本人が危険や嫌な目に合う確率が高いから、ではなくて現地の市民に貧富の差を余計感じさせて、嫌な思いをするのは彼や彼女たちなのだから。

 

日本はとりわけ入ってはいけない地域という意識は今は殆どないと思うけど、過去戦後間もないころは、闇市の名残や食肉屠殺場などは近寄ってはならないという時代があったし、パリでも20に分類された区があるが、大体自分の住まいの区内で買い物食事など生活圏内で済ますというのがフランス人の暮らし方で、7区のデプレに住む人が20区のベルヴィルの市場で買い物するなんてことはまずない。自分のクラスというか身分にあった場所に住みその圏内で生活する。その辺は海外で暮らすことのマナーのような気がする。

 

メキシコ人は愛想のよい方が日本より多いけど(目が合ったら男女問わずニコッ挨拶する)、でも中には悪い人もいる。温かい気持ちを共有することと自己防衛のために言葉はちょっとでも知ってると良い。(←これは何処の国でも一緒)完璧じゃなくて単語でも。例えば外国人がカタコトの日本語を話してくれたらとってもチャーミングに見えるように。

 

 

イラプアトのバーガー屋さん「la cabaña texana」

 

 


f:id:libroo:20170615034552j:image

 

てっきりバーガーで通じると当初は思っていたけどハンバーガーはスペイン語読みだと「hamburguesa アンブルゲサ」となり、なんだか雨傘を思い出してしまう。。何軒もお店は在ってどれも同じだろうと甘く見ていたが、店ごとにパテの焼きや内容量が異なっていて意外にはまった。日本ではバーガーキングだなという思惑もメキシコではまぁまぁの域に入ってしまうほど、何というかシンプルに肉が旨い、というのが越えられないポイントのように感じる。それは合い挽き... ではないのだから。

 

夫がお勧めの「la cabaña texana (ラ・カバーニャ・テハナ)」はご家族(お母さんが焼く人、娘さん2人が調理補助とサーヴィス、お父さんは駐車場係..)で営んでおられるテキサス風のバーガーのお店。炭火で香ばしくパテは荒々しいけどお肉の旨みがぎゅーっとつまったバーガーが頂けます。

 

 

f:id:libroo:20170615034613j:image
↑ 野外でいただきます。テントあり、ただ熱風がぶわぁ~と漂う。子どもの遊び場もあるけど暑いな^^;。。

f:id:libroo:20170615034625j:image

 ↑ お店は日月がお休みで、土曜は13時ぐらいからなんとなーく始まる。(本当は14時openでした、早すぎてごめんなさい。私達が訪問した時はまだ食材を搬入しているところでした。ポテトやBIMBOのバンズとか大量に、、)でも続々とお客さんが来られてた。イラプアトは2軒あるそうで、ケツァル大学の近くの店舗に行きました。

http://www.lacabanatexana.com

 

 

 

 

 

グアナファトの闇

 

 


f:id:libroo:20170613060553j:image


正直メキシコでの観光に興味がないのですが、あまりにも出不精な私を辛抱強く誘ってくれていた夫。滞在一か月越えにしてやっとグアナファトという世界遺産の街に出かけました。世界遺産と名が付けば立派な観光地ですが、本当は過去に闘いがあってその悲惨な血が流れたことを忘れないためにユネスコ世界遺産の土地と指定するのであって、そんなわけで歴史の重みというか心霊がうじゃうじゃ居そうな気がして、あまり好きじゃないのです。

 

で、グアナファト。かつて地下に家があった場所は、今は地下道になってます。真っ暗だしトンネルなのに分岐はあるし、とにかく不気味で怖かった。。(運転は夫です)それからケーブルカー乗り場も崖っぷちの分かりにくい所にあり雰囲気悪くて結局私の我儘で登らなかった。よく分からないが帰宅するとどっと疲れて夜は寝苦しく悪夢にうなされて夫に泣きつき寝不足のまま月曜の朝。なんか悪いものが憑りついたみたいだった。怖すぎてもう行きたくない。。

 

いろいろとググってみたら、グアナファト州にはメキシコ独立宣言の火種のほかに、「天使の牧場」という名の売春宿を取り仕切ってた極悪姉妹ゴンザレス姉妹の惨殺事件という狂気の犯罪があり(ちなみに終末はイラプアトの刑務所で迎えることとなる)、まぁ亡霊彷徨う悪魔的な土地なのだと思う。この姉妹の悪行に関してはR18閲覧となるので各自で調べてみてください。

 

イラプアトに関しては田舎の新興開発土地で面積も狭く、これから10年20年と発展していくのだろうなと将来が見える場所なので個人的にはレトロな感じのレオンよりは好きかな。やっと5つ星ホテル(Hottson)も出来たみたい。でも本当に田舎だわ、まぁ呑気に家内安全で暮らせればいいけど。

 


f:id:libroo:20170613060552j:image

↑ テイクアウトした「la vie en rose」のタルトは美味しかった♡ チョイスはいちごは夫でチョコが私...。 ピアフではなく吉川晃司のラヴィアンローズ思い出す。ちなみに博多にも同じ名前の美味なパティスリーがあります。

 

 

献立日記③ (2017.5)

 

 

内陸在住のためすっかり肉食になりました。覚悟はしていましたがステーキ肉が想像以上に美味しかったので、最低週2は焼いています。ときどきハズレもありますが牛それぞれの体格の個性ということで、、日本では鹿児島産黒毛なんか買うと一枚千円、超特選だと二千円くらいしますが、こちらは2,3枚入って500~600円くらい。安っ!有難い♡ アメリカンやオージービーフくらいの質なのかと思っていましたが、メキシコ産牛肉は臭みもなく良質でした。 

代わりにお魚は高いです。むき海老でも1パック500円くらい、冷凍しらす一箱1500円... 。。

 

 

f:id:libroo:20170608023411j:image

ステーキ, ポテトのダフィノア風(クリームグラタン仕立て), ピーマンと昆布の炒め煮, マッシュルームのマスタード和え

:じゃがいもは日本のほうが美味しい(今のところ、出会っていないだけかも)ので薄切りにして調理することが多い。油多めにソテして最後に生クリーム少々とスライスチーズを加えてグラタン仕立てにする。

 


f:id:libroo:20170608022755j:image

 

ステーキ, アスパラとオクラのパルミジャーノ焼き,  卵とトマトの炒めもの

:このくらいサシが入ってるお肉が好み。上海に住んでいた夫曰く、卵とトマトは中華料理でおなじみのお料理らしく初めて作ってみた。トマトから出る水分を水溶き片栗粉でとじるらしい。

こちらのウーウェンさんのレシピを参照しました^^;

www.kyounoryouri.jp

 

 

f:id:libroo:20170608023354j:image

肉じゃが, ほうれん草のソテ, 白身魚のレモン塩ソテ

:たまにはお魚を。買い物した後の鮮度が不安だったので市販の冷凍食品のお魚を焼いてみました。味は美味しかった。肉じゃがは冷凍庫に残っていた肉の部位あれこれを入れる。今は日本酒がないのだけど、まぁ味醂と醤油でそれなりに味が付く。隠し味は茅乃舎の出汁を。これはほんと国内外問わず必須です。。

 

基本的にうちごはんはメキシコのスーパーで入手できる食材で和食というか国内で作るものそのままです。

 

 

奥様たちとのお付き合い

 

f:id:libroo:20170523075400j:image

(↑ チキンのタコス。豆とコリアンダーのスープとライス付き。)

 

 

... 海外引越が決まったときに、もう30年前にシンガポールへ赴任した知人の奥さまから

「日本人の狭いコミュニティのなかでお付き合いが大変よ~、海外だから国際的なイメージがあるけど実際は日本人村みたいなものだから」と言われ、は?どうしてそんなに決めつけるんだ。シンガとメキシコは違うし銀行(出向している日本企業への貸付役)とメーカー勤務は立場が違うし、第一そんな大昔の話と一緒にするな💢と。

そうですかぁ大変そうですねと適当に流してこちらへ来ました。

 

 

実際のところ。住宅内に日本人居住者のlineグループもありますが私は入っていません。(lineは使い方がよく理解できてないから..)  

 

お声は掛けてもらいましたが私自身が大勢の人がいると人見知りするタイプで、独りで過ごすのが苦にならない性格のため、無理に駐在妻さんとお付き合いしなくても良いのかなぁと。もともと日本でも家から一歩もでない日もザラだったほどの出不精です💧 そんな感じで周りも必要以上に誘ったり無理強いとかは全然なく、その辺皆さん心得ていらっしゃるように思う。

 

夫には「お仕事の都合上必要なら奥様方とお付き合いするから言ってね」とは言っており、彼は「特にそれはないかなぁ~」と言ってくれるので今のところマイペースに過ごしています。週末になると「どっか行く?」と夫は訊いてくれるのだけど、買い物と近所でランチで充分な私。。

まぁアクティブな海外生活を送られてる方もいらっしゃっておお、すごい!情報提供されてて有難いなぁと思うし、他人は他人、自分は自分で地味に好きなやりたいことを積み上げていけば良いかな?!

 

何処に住んでいても疑問はあると思う。無いものを望みストレスを感じるよりも、今与えられた環境や状況でやるだけですね^^。

 

 

carla bruni の新譜

f:id:libroo:20170603060356j:plain

↑ブルガリの広告塔も美しかった♡日本の百貨店でこれを見かけるたびに気分あがりました ♪

 

Carl bruni(カーラ・ブルーニ)の新譜 French Touch がやっと今秋10/6にリリース予定。やった~待ってたよ♡ 今回は英語で歌うみたいで一足先にシングルが発表。Depeche Mode(デペシェ・モード)という英国のバンドの曲Enjoy The Slienceをカバー。

 

 

youtu.be

 

PVは物思いにやつれた感じでアメリカの地方都市らしき土地を歩き、小さなライブハウスで歌うカーラ。しっとりハスキーヴォイスが倦怠感を醸し出していて今回はjazzyな感じ。ダイアナ・クラールさまには負けるけど。。^^; 以前インタヴューで「歳をとっておばあさんになったら声で誘惑したいわ」と言っていたのがだんだん近づいてきた??!

 

デビュー時quelqu'un を出した時には恵比寿でライブをやったきりですが、毎回来日は難しい気がします.. でも今回は英語曲なのでしっかりアメリカでプロモーションして欲しいなぁ。ロスあたりでライブあったら絶対聴きたい~!